eワラントをとことん分析！eワラント研究室

株式市場が終わってからのニュースを有効活用

　eワラントは取引時間が２３：５０までですので、株式市場が終わった後のニュースを参考にし購入することでより大きな利益を得ることができます。

　例えば、株価が上昇しそうなニュースが１５：００以降に流れたとしましょう。
株式投資なら翌日にしか購入できず、しかも、始値の時点で高くなってしまっていることも多いと思います。

　しかしeワラントなら２３：５０まで購入でき、しかも対象原資産の価格はその日の終値なのでうまみは大きいといえます。（大きなニュースがあると１５：００以降でもeワラント価格が上がることもあります）

取引停止になってしまっても

　大きなニュースになればなるほど、発表された直後にeワラントが取引停止になることがあります。例えば、決算発表などの場合、発表後は取引停止になることがほとんどです。

　しかし、こんなときでも諦めてはいけません。その企業が同種企業に与える影響を考えるだけでもかなり有効になります。

　２００６年１月２６日のソニーの四半期決算の発表を例にすると、大手企業のトップをきって発表されたソニーの決算が想像以上の好決算であったため、他の同業種企業に対する期待も高まり株価が上昇することが予想され、実際好決算発表の翌日日経平均は５９６円高となりました。

　もし、ソニーのeワラントが取引停止で購入できない場合、ソニーと同業種の企業やソニーと取引のある企業を買えば上昇が期待できるのです。