短期保有の場合は回号を選ぶべきか?
大きなニュースや決算発表で、株価が大きな動きをしそうなときなどで、短期の値幅取り目的でeワラント購入する際のポイントとしては
実効ギアリングを最優先に選ぶ
ということだと思います。
短期間しか保有しないのですから時間的価値の減少などは別に気にする必要はありません。それよりも実効ギアリングを優先し、ハイリスク・ハイリターンな回号を選ぶべきだと思います。
ここで注意しないといけないのは、予想が外れて価格があまり上昇しなかったり、逆に価格が下落した場合、未練を持たずにきっぱり売却した方がよいということです。
というのも、下の図を見たら分かるように実効ギアリングが高いものは一般的に時間的価値の減少も大きいからです。時間的価値の減少が大きいeワラントは保有するリスクも高くなり長期保有には向かないからです。
東京エレクトロン
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販売価格 |
実効ギアリング |
1日あたりの時間的価値の減少
(販売価格に対する割合) |
コール78回 |
22.55 |
3.6 |
0.008(0.035%) |
コール81回 |
3.2 |
9.19 |
0.05(1.56%) |
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アサヒビール
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販売価格 |
実効ギアリング |
1日あたりの時間的価値の減少
(販売価格に対する割合) |
コール32回 |
12.93 |
5.299 |
0.015(0.12%) |
コール33回 |
3.44 |
16.2 |
0.06(1.74%) |
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(H18.4.18時点)
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