時間的価値について
eワラントの特徴のひとつに時間的価値というものがあります。eワラントは期限付きの権利であるため、時間とともに時間的価値が減少し、対象原資産の価格に変化がなければeワラントの価格が減少していきます。
その時間的価値の減少にはどうのような傾向があるのか検証します
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時間的価値の傾向
参考原資産の価格に変化がない場合の時間的価値の減少を検証
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1ヶ月 |
2ヶ月 |
3ヶ月 |
4ヶ月 |
5ヶ月 |
6ヶ月 |
7ヶ月 |
日経平均360回 権利行使価格12000 ギアリング: 3.98 |
34.6
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34.31 △0.29 |
34.08 △0.23 |
33.86 △0.22 |
33.71 △0.15 |
33.67 △0.04 |
33.75 0.08 |
日経平均361回 権利行使価格13000 ギアリング : 4.8 |
26.11
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25.64 △0.47 |
25.2 △0.44 |
24.73 △0.47 |
24.3 △0.43 |
23.95 △0.35 |
23.82 △0.13 |
日経平均364回 権利行使価格16000 ギアリング : 8.46 |
7.97
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7.19 △0.78 |
6.41 △0.78 |
5.46 △0.95 |
4.4 △1.06 |
3.11 △1.29 |
1.5 △1.61 |
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2006/1/23 現在 : 日経平均 15,360.65円
満期日はすべて7ヵ月後の8月となっています
理論派シミュレーターで計算しています
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時間的価値の傾向
上の表を見ていただいて分かることは
- 対象原資産の価格が権利行使価格を超えているほど時間的価値の減少は少ない
- 対象原資産の価格が権利行使価格を超えていない場合、満期日が近いほど
- 時間的価値の減少が大きい
確かに日経平均364回の場合1ヶ月前だと権利行使価格を割ってしまう可能性も高いですから価値の減少が大きいのも当たり前でしょうか?
満期間近で権利行使価格付近の株価になっている銘柄は1日あたりの時間的価値の減少が大きいので注意しましょう。
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